まずはスケジュール設計から考えましょう

パンフレットを作成しようとする動機は必要性がある為です。ですから、使用予定日が決まっているはずです。
どんなパンフレットをつくるかによって大きく異なりますが、各プロセスに必要日数はおおよそ次のようになります。これを参考にスケジュールを設計してみましょう。

例）A4　8P　中とじ　採用パンフレット 1000部作成
※営業日でカウント

1. 業者選定

複数の業者から1社に依頼します。
5～10日

2. ヒアリング・企画立案

御社分析、業界分析、想定ターゲット、どのような営業戦略上で使われるか等をお聞きし、企画を提出します
10日～15日

3. 企画検討期間

御社で企画を検討、方向性の修正があれば再提出します
5日～15日

4. 取材・撮影（社内調整含む）

取材・撮影の必要があればご協力頂きます。取材・撮影の日程は経費削減の為、1日～2日程度で集中して行います
10日～15日

5. ライティング・デザイン

およそ　10日～15日程度で初校（初回デザイン）を提出します
10日～15日

6. 校正（デザイン・内容の確認）

御社で内容を確認。修正があれば修正して再提出します。通常３回程度で校了（内容承認）となります
5日～15日

7. 印刷・加工・製本

仕様や込み具合によって差はあります。
5日～7日

8. 納品

弊社の場合、近くなら印刷・加工・製本終了後　1日後に配送されます。
1日

納期も短くなり、イメージと仕上がりのずれが少なくなる、お勧めのテクニック

パンフレットをつくる上で、ぜひやって頂きたいことがあります。それは、競合他社のパンフレットを取り寄せたり、WEB上にあるパンフレットを見たりして、パンフレットを自分なりに分析することです。別業種のものでもいいでしょう。そして、自社に置き換えたらどんな内容になるのか？どんなレイアウトがいいか？どんなデザインイメージがいいか？など考えてみて下さい。

そうしてパンフレットへの理解度が深まると、業者の選定基準がはっきりしたり、業者との連携がスムーズになったり、互いにデザインの方向性のズレが少なくなったりと、
効率よくパンフレットの作成を進行することができます。

業者に丸投げしない

「かっこよく綺麗」で「インパクト」があるものをお願いします。といった抽象的な指示で、業者に任せることは最悪です。
御社や業界のことを良く分かっていない人間に、適当に見栄えのいいものをつくらせたパンフレットが有効に機能することはあり得ません。業者と二人三脚でよいものをつくる努力をしましょう。